津山市河辺の鉄スクラップ卸売業「津山解体」が7月22日に岡山地方裁判所津山支部から破産開始決定を受けたことが、民間の信用調査会社の調べで分かりました。
東京商工リサーチ岡山支店によりますと、「津山解体」は1960年設立。鉄スクラップの回収や卸売を手がけていました。
スクラップの相場により業績は変動するものの、近年はコロナ禍からの回復もあって増収ペースで、2022年9月期には7000万円を計上していました。
一方で経費負担により利益面は低迷し、多忙な資金繰りが続いていたほか、公租公課の滞納も発生していたということです。
債権者32人に対する負債総額は約4900万円とみられています。
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