JR九州の新しい観光列車「かんぱち・いちろく」。
来週から運行が始まるのを前に19日、完成した車両がお披露目されました。

福岡県にあるJR九州小倉総合車両センターでは19日、特急「かんぱち・いちろく」の完成を記念した式典が開かれました。
この新たな観光列車は大分と福岡を舞台に4月から始まった「デスティネーションキャンペーン」にあわせ、JR九州が運行を始めるものです。

◆JR九州 古宮洋二社長
「地元の方々とのふれあい、地元の食材、飲み物、いろんなものを感じてもらうことが九州自体の宣伝になると思う」

沿線の風土を楽しんでもらおうと、「かんぱち・いちろく」は博多と別府の間をおよそ5時間かけてゆっくりと運行します。

特徴的な艶のある黒い車体に金色のラインで描かれているのは路線図。

そして、気になる車内のデザインは…

◆TOS小野真奈美記者
「こちらはラウンジとなっている2号車です。日田杉の一枚板で作られた大きなカウンターが特徴的です」

大分らしさがいたる所に取り入れられていて、ソファ席は温泉などをイメージした温かみのある色に。
ほかにも、靴を脱いで過ごすことができる畳の個室も備えられています。

運行開始は4月26日です。

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