国の認証試験で不正を行っていたダイハツ工業は、全ての車種で安全性が確認できたと明らかにしました。

ダイハツをめぐっては不正の発覚を受けて、64ある全ての車種の生産・出荷を停止しました。その後、国の試験を改めて行って基準への適合を順次確認しています。

こうした中、ダイハツは19日、軽自動車「ムーヴキャンバス」について、新たに基準への適合が確認できたとして、国交省が出荷停止の指示を解除したと明らかにしました。

また、小型車でいずれもハイブリッドタイプの「ロッキー」とトヨタブランドの「ライズ」についても同様の措置がとられたということです。

これにより、ダイハツが現在生産する全車種の安全性の確認が完了しました。

ダイハツは「仕入先や販売会社と密に連携しながら、準備ができ次第、順次生産・出荷を再開してまいります」とコメントしています。

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