県内では初めての被害です。パソコンを操作していた60代の女性が、偽のサポート窓口にインターネットバンキングなどの情報を騙し取られ、300万円を不正送金される被害にあいました。
警察によりますと、今月16日、宮崎県内の60代女性が自宅でパソコンを操作していたところ、「ハッキングされている」という内容の警告画面が表示されました。
女性が表示された電話番号に連絡したところ、マイクロソフトの社員を名乗る外国人らしき男が応対。女性が男からの指示で遠隔操作用のソフトをダウンロードし、インターネットバンキングなどの情報を伝えたところ、女性の口座から300万円が不正に送金されていたということです。
料金を請求せずに情報を騙し取ることで不正送金が行われたケースは県内では初めてで、警察は「警告画面が表示されても慌てずに、家族や警察に相談してほしい」と注意を呼びかけています。
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