(ブルームバーグ):米銀JPモルガン・チェースは行内向けに独自の生成人工知能(AI)ツールの提供を開始しており、このツールを情報やソリューション、助言の提供が可能な「調査アナリスト」と見なすよう行内文書で従業員に通達した。ブルームバーグがこの文書を確認した。
JPモルガンは米オープンAIの対話型AI「ChatGPT」に似たこのツールを「LLMスイート」と呼んでおり、資産管理・ウェルスマネジメント部門の「多数」の従業員にアクセス権を付与している。
同文書によると、LLMスイートは文章作成やアイデアの創出、表計算ソフトを使った問題解決、文書の要約などに役立つが、資産管理・ウェルスマネジメントの専門知識を有しておらず汎用(はんよう)ツールだという。
JPモルガンの広報担当者はコメントを控えた。同文書については先に英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)が報じていた。
原題:JPMorgan Gives Employees AI-Powered ‘Research Analyst’ Chatbot(抜粋)
もっと読むにはこちら bloomberg.co.jp
©2024 Bloomberg L.P.
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。