日本製鉄が中国の鉄鋼メーカーとの合弁事業から撤退すると発表しました。

日本製鉄は、23日、中国の鉄鋼メーカー「宝山鋼鉄」との自動車向け鋼板製造と販売を行う合弁事業から撤退すると発表しました。

合弁会社は、日系自動車メーカーの中国進出を支える目的で2004年に設立されましたが、8月29日の契約期間の満了にあわせて合弁を解消し、中国での生産能力を約7割減らします。

中国市場では、EV=電気自動車が普及するなか、日本の自動車メーカーは販売で苦戦するなどしていて、日本製鉄は、今後の事業の成長が難しいと判断したとみられます。

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