暑さをひんやりに変えるクールダウン商品を体感できます。

24日も厳しい暑さとなった日本列島ですが、そんな中、東京ビッグサイトでは暑さを和らげる商品を体験できるイベントが始まりました。

腰についているポンプが頭にかぶったフードに水を運んで、頭を冷やしてくれる「ヘルメットエアコン」など、最新の暑さ対策グッズを開発した企業83社が集まった「猛暑対策展」。

肌や服がぬれないほどのとても細かい粒子のミストを出す冷却器や、抱っこひもやベビーカーに取り付けができる赤ちゃんを守るためのファンつきケープなど、暑さから身を守るグッズが多数展示されました。

ほかには、体の中から冷やす商品も展示されています。

大手家電メーカー・シャープが開発中の飲める氷「アイススラリー」を作れる冷蔵庫。
取り出したペットボトルを振ってみると、細かい氷がたくさん入った状態になりました。

氷点下5度以下に設定された庫内で、飲み物を長時間かけてぎりぎり凍らないくらいに冷やして振ると、一部が結晶化して小さな氷となり、シャーベット状態の「アイススラリー」ができます。

細かい氷が体内で溶ける際に熱を奪うため、効果的に体を冷やせるということです。

シャープ 事業戦略推進部・水野琢馬課長は、「昨今、地球の気温が全体的に上昇していく中で、暑熱リスクはどんどん高まっている。こういう製品を通じてリスクを少しでも軽減できるような形で貢献していきたい」と話します。

まだまだ暑さ対策は必須。
体を守るグッズが集まる展示会は、7月26日まで行われます。

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