(ブルームバーグ): 25日の東京株式相場は続落の見込み。昨日の米国株市場でアルファベットやテスラといった決算銘柄や半導体関連株など、大型テクノロジー株が軒並み売られたことが嫌気される。為替の円高も懸念され、電機や精密機器、自動車など輸出関連中心に幅広く売りが優勢となりそう。

野村証券の伊藤高志シニア・ストラテジスト
・きょうの日本株はエレクトロニクスや半導体関連を中心に米株安を受けた機械的な売りが出やすい
・さらに日本の場合は日本銀行の金融政策決定会合を控えた思惑も加わる
・株式市場では米グーグルのように事前の業績期待値が高い銘柄ほど上振れしなかったということが起きやすい、次は材料出尽くしとしていったんポジションを閉じる投資家が出てくる
・米総合購買担当者指数(PMI)速報値からみて、米国ではサービス業はしっかりしているが、製造業の景況感はやや減速気味

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