松江駅前一帯の再開発について官民で検討する会議が開かれ、10月はじめまでに松江市が再開発のデザイン案を示し、市民から意見を募集することになりました。

23日に松江市で開かれた「松江駅前デザイン会議」の4回目の会合には、島根県と松江市、それに松江商工会議所などから13人が出席。非公開で議論が行われました。

関係者によると、これまでに出された意見を踏まえて松江市がまとめた素案をもとに、バス・タクシー乗降場の配置や地下道と地下駐車場の効果的な活用について検討したほか、新たな人の流れをつくるために駅の北側を流れる大橋川の活用策についても意見が交わされたということです。

松江駅前デザイン会議・田部長右衛門会長:
ある程度の大筋のたたき台は出来たと思っていますので、それをベースに市民の方からのご意見を頂いて、その意見を我々みんなで見て集約して、更に確実なものにしていくというプロセスになる。

23日の会合を受けて、10月はじめまでに再開発のデザイン案を示し、市民から意見を募集することになりました。そして秋ごろに、一畑百貨店跡地の活用策とあわせて再開発の最終案が公表される見通しです。

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