JR高松駅の商業ビル「高松オルネ」に、大手回転ずしチェーン「スシロー」のグループ企業が、四国で初めて居酒屋を出店することになりました。駅周辺で高まる飲食ニーズの受け皿となれるか注目です。

店内には皿を運ぶレーンはなく、カウンターやテーブル席が設けられました。大人をターゲットにした雰囲気です。

(前川裕喜記者)
「スシローと同じネタを使っているメニューも多い。こちらのサーモンのすしをいただきます。同じネタですが分厚く切っていて食べごたえがある。同じ店のすしだとは思えない。そしてこんなメニューもポテトサラダ。ガリやタマゴが入っていて青ノリでコーティング。お酒にはぴったりのメニュー。大人が楽しめる店になっている」

「高松オルネ」の南館にオープンするのは、「スシロー」のグループ企業が運営する居酒屋「鮨 酒 肴 杉玉」です。世界各地からネタを集める「スシロー」の調達力を生かした100種類を超えるすしや一品料理を手頃な価格で提供します。

酒などの飲み物は約60種類あります。関東や関西を中心に展開する居酒屋で、四国では今回、初めての出店です。

(運営会社「FOOD&LIFE INNOVATIONS」堀江陽社長)
「もともとスシローから生まれているのでDNAとしては同じものを持つ。杉玉流にアレンジしてスシローとは違うものに仕上げる。酒を楽しんでもらいながら食事できる」

「高松オルネ」は2024年3月にオープン。地上4階建て、約8800平方メートルの売り場には、現在60を超える出店があり、訪れた人は延べ220万人に達しています。周辺には、飲食店は多くありませんが、2025年春に1万人収容の県立アリーナもオープンする予定で、飲食ニーズの受け皿が求められています。

(運営会社「FOOD&LIFE INNOVATIONS」堀江陽社長)
「インバウンド(外国人観光客)が相当いる。いろいろな客層がいるという印象。駅の一等立地に出店できるのであそこの店が開いていて安心感あるよねという店になれば」

この居酒屋は7月29日にオープンし、8月6日からはランチも始め、午前11時から午後11時まで営業します。

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