福島県伊達市の農産物直売所「んめ~べ」にできた長い行列…みなさんのお目当ては、収穫の最盛期を迎えているモモ。開店30分前にもかかわらず、200人以上が並んでいた。
宮城県岩沼市から来た人は「毎年来るけど、早い時間に来ないと手に入らない」と話し、福島県南相馬市から来た先頭で待つ人はなんと…朝6時半から並んでいるという。
この店では一日1000箱売れる日もあり、7月から8月の売り上げの65%を占めるほどの売れ筋商品だ。
開店と同時に多くの人が向かったのは、茶色の箱に入った家庭で消費するためのモモいわゆる「茶箱」。贈答用の基準に満たないモモが、10個前後入って1000円ほどと安く購入できるのが魅力。
その人気ぶりはすさまじく、午前中に入荷した約100箱は見る見るうちに売れて行き…開店から30分でほとんど売り切れとなった。
購入した人は「親戚とかに配る。みんな心待ちにしているので、買えてよかった」と話した。
主力品種の「あかつき」の販売は7月いっぱいの見込みで、8月からは「まどか」や「川中島白桃」へと品種リレーが続く。
みらい百彩館「んめ~べ」の菊池洋介店長は「福島県を代表する産品であるモモを、全国の皆さんに召し上がっていただきたい」と話した。
猛暑の影響で、例年よりも早く収穫期を迎えているモモ。店では早めの購入を呼びかけている。
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