江崎グリコは19日、システム障害の影響を受けて4月から出荷停止が続いていた、主力のチルド商品の「プッチンプリン」や「カフェオーレ」の出荷再開日を発表しました。

再開に際しては、安定供給を優先して徐々に対象品目の数を拡大してきたグリコ。

カフェオーレ(カフェオーレ/コーヒー濃いめ/たっぷりミルク)は8月6日以降の再開。

Bigプッチンプリンは8月13日以降の再開。

プッチンプリン(3つ入り)は8月27日以降の再開となります。


《出荷再開するキリンビバレッジ製品(グリコが販売受託)》

・トロピカーナ100%まるごと果実感(グレープルフルーツ)は8月20日以降の再開。

・トロピカーナ100%まるごと果実感(アップル)は8月27日以降の再開。

・トロピカーナ100%まるごと果実感(パインアップル/マンゴーブレンド)は9月3日以降の再開と決まりました。


《システム障害発生は4月》

そもそも出荷停止は今年4月3日、システムの切り替え作業によりシステム障害が発生したのがきっかけです。

その後、システム障害に関する問題の特定は進んだものの、商品の安定供給に向け万全を期すとして、6月から順次、再開していました。

5月8日には、24年12月期の通期業績予想を下方修正すると発表。その中でシステム障害による出荷停止の影響として、売上高で200億円の減少が見込まれる、としていました。

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