大阪・関西万博の会場、夢洲(ゆめしま)への交通アクセス課題を話し合う協議会が19日開かれ、博覧会協会は、パークアンドライド駐車場に料金変動制を導入することを明らかにしました。

万博会場へは、混雑を避けるため原則、公共交通機関を使うことととなっていて、自家用車で来る場合は舞洲、尼崎、堺の3か所に設けられたパークアンドライド駐車場を利用することになります。

協会は、その利用料金が、繁忙期や閑散期で最小4500円~最大7500円に変化する仕組みを導入することを明らかにしました。

例えば、舞洲パークアンドライド駐車場の場合、会場までのバス代込みで
・基本料金1台5500円
・繁忙期の来年10月の利用は+500円
・午前8時~10時の駐車場利用は+500円
・一般道使って駐車場に来れば+1000円
・閑散期となる開幕直後の来年4月5月の利用は-500円
・阪神高速大和川線などを使った迂回車両は、-500円

ダイナミックプライシングを導入することで、協会は周辺の高速道路の混雑を避ける狙いがあるとしています。

また、事前予約通り利用されているかどうかをチェックするため、日本で初めてETC情報を活用して、通過履歴と駐車場の利用状況を照らし合わせるということです。

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