■「大和ハウス プレミストドーム」に決定

 北海道日本ハムファイターズの本拠地移転後、財政難で苦しむ“札幌ドーム” をめぐり、札幌市は7月19日、大和ハウス工業がネーミングライツの協賛企業となり、札幌ドームが「大和ハウス プレミストドーム」となることを発表しました。

 契約期間は2024年8月1日から2028年7月31日までの4年間で、契約金額は非公表です。

■”札幌”ドームの名称は消えることに…

 札幌ドームは2001 年に開業し、北海道最大かつ日本最北の全天候型ドームとして、開業以来、サッカー・野球・ラグビーなどのスポーツや、コンサート・展示会など、多種多様なイベントを開催してきました。

 しかしファイターズの北広島市移転に伴い収益が悪化。コンサートなどが計画より少なかった上、ネーミングライツの応募もなく、2023年度は赤字が想定の倍以上となる約6億5千万円に拡大していました。

 今回の決定により、23年間、市民に親しまれてきた「札幌ドーム」の名称が消えることになります。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。