河野デジタル大臣は、自身の利上げを求める発言をきっかけに円高が進んだとされることについて、「金利が上がれば円高になるという理論を申し上げただけ」だと説明しました。

河野デジタル大臣
「日銀に対して利上げを直接求めているわけではありません」

 外国為替市場では18日、一時155円台を付けるなど円高が進む動きがありましたが、河野大臣の日銀に利上げを求める発言が報じられたことが一因だとみられています。

 これに対し、河野大臣は19日、「円安になれば、デジタル収支の赤字幅が大きくなる。デジタル収支の赤字が今のままでいいとは思わない」として、「金利が上がれば円高になるという理論を申し上げただけだ」と説明しました。

 そのうえで、「金融政策は日銀が決めること」だと強調しました。

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