全国農業協同組合中央会の山野会長は18日の記者会見で、農林中央金庫が巨額赤字の見通しとなったことに対し「こうした事態に至ったことは、経営陣の責任は重いと考える」と述べた。
山野会長は、農林中金の経営管理委員会の会長も務める。
また「組合員や利用者の付託に応えていないことを非常に重く受け止め、責任を感じている」とし、「財務回復についても、しっかりと取り組みを監督しなければならない」と語った。
農林中央金庫をめぐっては、アメリカ国債など外国債券の運用の失敗で、2025年3月期の最終損益が1兆5000億円を超える巨額赤字に転落する見通しだ。
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