北海道釧路市で開かれていたクロマグロの資源管理を話し合う国際会議が7月16日、最終日を迎え、2025年以降の日本の漁獲枠を増やすことなどで合意しました。


  会議では、30キロ以上の大型魚の漁獲枠はこれまでの50%増となる8421トン、30キロ以下の小型魚の漁獲枠は10%増の4407トンとすることで合意しました。


 太平洋でとれるクロマグロは一時、乱獲などで資源量が大きく落ち込んでいましたが、各国で漁獲量の上限が設けられ、現在は回復しつつあることから、日本は大型魚の漁獲枠で2.31倍、小型魚で30%増を提案していました。

 「本マグロ」とも呼ばれ、最高級品とされるクロロマグロの漁獲枠が増えることで、消費者にとっては、今後流通の増加に伴い、より安く買えることも期待できそうです。

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