2024年に賃上げを行った企業で、3社のうち2社が連合が目標としてきた「賃上げ率5%以上」に届いていないことがわかった。
帝国データバンクが、小規模企業を含む全国約1000の企業に聞き取り調査を行ったところ、2024年に賃上げを行った企業の割合は8割近く(77%)にのぼったという。
このうち、賃上げ率が「3%」と答えた企業が22%と最も多く、連合が目標として掲げた「5%以上」を下回った企業は、67.7%にのぼった。
規模別では、賃上げを行った大企業と中小企業の割合は8割近くとなった一方で、小規模企業では6割程度にとどまる結果となっている。
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