今年の春闘で大企業を中心に5%を超える賃上げ率となっている一方、中小・零細企業では3分の2以上が5%に届いていないことが分かりました。
帝国データバンクがおよそ1000社に調査したところ、今年の春闘で賃上げを行ったと答えた企業は8割近くに上りました。
このうち中小・零細企業に絞って引き上げ率をみると、およそ68%の企業が5%未満でした。
大企業が多く加盟する労働組合の中央組織「連合」が18日に発表した最新の集計では、賃上げ率の平均は5.20%で、大企業との差が浮き彫りとなりました。
また、データを取った企業のうち新入社員を採用する企業に初任給の金額を聞いたところ、3社に1社が20万円未満でした。
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