連日の猛暑により、エアコンの使用が急増するなどした影響で、7月8日に電力需給が一時的にひっぱくした東京エリア。こうした状況を受け、12日の閣議後の会見で、現在「行わない」と表明している節電要請を行う可能性があるか問われた斎藤経産相は、「現時点では、需要家の方々のご負担を伴う節電要請を実施しないという方針に変更はありません」と述べ、実施しない方針に変更はないと強調した。

一方、今後も厳しい暑さによる電力需要の増加の可能性などがあるとして電力需給は「予断を許さない状況」との認識を示した。

その上で、電力需給が厳しくなった場合には、安定供給確保のためにあらゆる手段を講じるとし、各家庭に対して、「冷房などをしっかりと使用いただきつつ、使っていない照明を消すなどの電気の効率的な使用にご協力をお願いしたい」と呼びかけた。

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