株価の上昇が続いています。
日経平均株価は4万2000円台をつけ、取引時間中の最高値を更新しました。

フジテレビ経済部・福井慶仁記者が東証アローズから中継でお伝えします。

取引開始直後から買い注文が一気に広がる展開となった東京市場は、4万2000円を上回った形で午前の取引を終えました。

相場を押し上げたのは、アメリカの利下げが近づいているのではという期待感です。

FRB(米連邦準備制度理事会)が9月にも利下げに踏み切るとの観測から株価が上昇したアメリカ市場の流れを受け、東京市場でも、半導体関連株がそろって上昇しました。

7月後半に控える企業の決算への期待感も4万2000円超えを支えていて、市場関係者の間からは「今後の株価の上昇は、企業業績の上向き具合がカギを握る」との声が上がっています。

11日の東京株式市場の日経平均株価、午前の終値は、10日に比べ、347円85銭高い、4万2179円84銭、TOPIX(東証株価指数)は2928.30でした。

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