関西電力は、2024年度の原子力発電所の運転計画を発表しました。発電能力に対する実際の発電量の割合を示す「設備利用率」は、21年ぶりに80%を超える見込みです。
  
関西電力によりますと、2024年度に運転可能な原発の「発電電力量」は、約490億キロワットアワーで、発電能力に対する実際の発電量の割合を示す「設備利用率」は85%になる見込みです。80%を超えるのは、美浜3号機の蒸気噴出事故前の2003年度以来です。
  
関西電力では、運転を停止していた高浜1・2号機が12年ぶりに再稼働するなど、廃炉作業中を除く7基すべてが運転可能となったことが要因としています。

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