【中城】食品製造販売・卸のオキコ(沖縄県西原町、銘苅敏明社長)と中城村(比嘉麻乃村長)は9日、同村の在来種、島唐辛子「中城ヂゴレ」を使った新商品「中城ヂゴレ ペペロンチーノ」(税別460円)を発表した。1万食を目標にした期間限定で同日から県内の量販店で販売を開始しており、オキコの担当者は「辛味の後からうま味を感じる中城ヂゴレの特徴を生かした商品で、暑い夏に食べたくなる味」とPRした。

 同商品は、7月の県産品奨励月間に合わせて村とオキコがコラボレーションし、県内小売り各企業で構成する地域課題解決型の人材育成研修「ちいき叶い塾」の第一期生と沖縄屋新垣商店合同会社(同村)の協力を得て、開発した。

 村役場で同日開かれた商品発表会で、オキコの村田紳副社長は「『食べておいしくて笑顔になる』をモットーに商品開発している。ヂゴレの辛さとうまさを味わって、中城村の魅力を感じてもらえたら」と話した。

 試食した比嘉村長は「多くの人に食べてもらってヂゴレを中城村の特産品としてどんどん広めたい。暑い夏に食べると最高です」とアピールした。(中部報道部・吉川毅)

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