日経平均株価の終値、きのうから800円近く値上がりし、3営業日ぶりに史上最高値を更新しました。東証から中継です。

勢いが止まらない日経平均株価。今月に入ってから、すでに2000円近く値上がりしています。きょうの終値は、きのうより799円高い4万1580円で、4日木曜日につけた4万913円を大幅に上回り、終値としての史上最高値を更新しました。

背景にあるのは、アメリカの中央銀行=FRBが9月に利下げを始めるとの観測が強まっていることです。前日のニューヨーク市場では利下げを織り込んだ買い注文が先行し、ハイテク株の多いナスダック総合指数が5営業日連続で最高値を更新。

この流れを引き継いだ東京市場でも半導体関連株を中心とした幅広い銘柄に買い注文が広がり、全体を押し上げました。

ただ、アメリカの金融政策の行方がまだ不透明のなか、株価の上昇には市場からも「見切り発車だ」として過熱感を警戒する声が上がっています。

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