8日の日経平均株価は一時200円近く値上がりし、取引時間中の史上最高値を更新。しかし、その後、値下がりに転じると、先週末より131円安い、4万780円で取引を終えました。
市場の過熱ぶりに警戒感が広がったことに加え、株価の「重し」になったとみられるのは、上場投資信託、ETFの分配金を捻出するための売りです。
三井住友DSアセットマネジメント
市川雅浩氏
「ETFを運用する会社はETFを購入した投資家に、定期的に分配金を支払うことになる。その分配金の支払いが今週発生すると、市場で多く指摘されている。運用会社が保有する株式などを一部マーケットで売って現金化して、それを分配金として投資家に分配する流れになり、一時的に相場の需給関係が悪化することになります」
(「グッド!モーニング」2024年7月9日放送分より)
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