土用の丑(うし)の日を前に、植物由来の原料のみを使用したうなぎが限定販売されます。

 日清食品が11日からオンラインで販売する「謎うなぎ」は、主に大豆から分離したタンパク質で作られています。

 生地を3層に分け、うなぎの皮や脂の部分を再現し、本物の食感に近づけたということです。

 カップヌードルの具材、「謎肉」を製造する際に培った大豆タンパクの加工技術を使っているため、「謎うなぎ」という商品名にしました。

 海洋環境の変化や乱獲などの影響でウナギの漁獲量は年々減少していて、養殖に利用する稚魚の数も減っています。

 安定供給のために卵から養殖する技術開発も進められていますが、生産コストなどの理由で実用化には至っていません。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。