■先月 死亡に関する相談170件 このうち76件について死亡との関連調査

小林製薬の紅麹サプリを摂取した人に健康被害が相次いでいる問題で、サプリとの関連が疑われる死亡事例があわせて93件に上ることが分かりました。

小林製薬の紅麹を原料とするサプリをめぐっては、摂取後に腎臓の障害など健康被害を訴える人が相次ぎ、当初3月時点で、小林製薬は5人が死亡し289人が入院したと発表していました。

さらに先月、厚生労働省が死亡者数について確認したところ、死亡に関する相談が170件あり、このうち76件について関連を調査していることが明らかになりました。

■死亡に関する相談233件 死亡との関連調査は93件に

そして8日、大阪市の横山市長は死亡に関する相談はさらに増え、3月時点で判明していた5人を含めて今月5日までに233件の問い合わせがあり、このうち93件について関連を調査していることを明らかにしました。

大阪市の横山英幸市長は記者団に「この件に関してはおそらくまだお問い合わせもあろうかと思いますので、数は変動になると思いますが、引き続きこれまで通りの調査に則って、しっかりと進めていきたいと思っております」と述べました。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。