財務省が発表した国際収支統計によると、日本が海外とのモノ、サービスの取引や投資でどれだけ稼いだかを示す5月の経常収支は2兆8499億円の黒字だった。

黒字は16ヵ月連続で、前の年の同じ月と比べ8400億円近く拡大した。

貿易赤字が1兆1089億円と前の年の同じ月から909億円縮小した一方で、海外での投資の利子や海外子会社から受け取る配当金などの「第1次所得収支」が4兆2111億円の黒字で、黒字幅が4800億円あまり伸びている。

さらに旅行収支の黒字幅拡大で、サービス収支が黒字に転化したことも全体の黒字幅を押し上げた。

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