7月4日、ふくしまスカイパーク(福島市)を拠点に活動するエアレースパイロット・室屋義秀さんの機体のコックピット前方に福島県内でものづくりを学ぶ学生が製作した部品が取り付けられた。この部品は機体の内部を守りながら太陽の光の反射を抑える重要な役割を果たす。

最高時速400キロで空を舞うとされる機体の中、軽さと強度を保つため、約2年をかけて製作してきた。テクノアカデミー浜西内竜也さんは「気泡が入ったりとか余計なもの混ざったりすると強度が足りなくなったり使えなくなったりするので細心の注意を払って仕上げた」と述べた。

学生の部品を含む機体は、世界のパイロットが技術を競う「AIRRACEX」の9月のレースでの使用を目指す。

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