2025年で運転開始から40年となる関西電力の高浜原発3、4号機の40年を超える運転について、最大会派の自民党福井県議会は、判断を杉本知事に一任するとしました。
5日に開かれた定例県議会の予算決算特別委員会で、最大会派の自民党福井県議会の西本正俊議員は、今後の高浜原発3、4号機の運転延長と、蒸気発生器の取り換えへの対応について知事の考えを問いました。
これに対して杉本知事は、安全が最優先であることを強調した上で、国の原子力規制委員会の審査や県の安全専門委員会などもクリアし、高浜町も理解を示しているとし「県の求めに対する事業者の前向きな考え方を確認させて頂いた上で、40年超に関する県の考え方を示したい」と答弁しました。
これを受け西本議員は「高浜3、4号機の運転延長について、自民党福井県議会としては安全性が確保されていることを前提に、知事の考えを尊重したい」と発言しました。
近く県は、関西電力に了承を伝えるとみられます。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。