日経平均株価が取引時間中の史上最高値を更新しました。アメリカ大統領選でのトランプ氏の再選シナリオも影響しています。中継です。
今年3月に最高値をつけて以来、足踏みが続いていた日経平均ですが、今週は4万円超えが続いています。
けさは一時、4万1100円台まで上昇し、取引時間中としての史上最高値を更新。午前の終値は4万1051円となっています。
連日の上昇の背景にあるのは「ほぼトラ」です。アメリカの大統領選でトランプ氏が再選すれば、▼減税や、▼関税の引き上げといったインフレを再燃させる政策を打つ可能性があり、アメリカの長期金利があがるとの見方が出ています。
その場合、円安がさらに進み、日本の輸出関連企業の株価には追い風になるとの見方から買われています。
また、米中の対立が強まれば、投資家が中国から日本に資金を移動させるとの見方も株価を押し上げています。
ただ、これ以上の円安は株価が上がっても、個人消費を落ち込ませることになり、トランプ氏の再選シナリオの影響はまだ未知数です。
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