岡山県久米南町の農産物生産業者「アオキファーム」が事業を停止し、破産申請の準備に入ったことが民間の信用調査会社の調べでわかりました。

民間の信用調査会社、東京商工リサーチ岡山支店の発表によりますと「アオキファーム」は1997年創業で、2016年12月に法人化した農産物生産業者で、ハクサイやキャベツ、玉ねぎなどの生産を行い、真庭市や瀬戸内市などでも生産していました。

2018年11月期には売上高3190万円を計上したものの、管理面の失敗もあり1076万円の赤字を強いられていました。その後は金融機関のサポートで経営改善を図りながらコロナ融資でしのいでいましたが、返済期日を迎え資金手当てができず、6月17日に事業を停止したということです。

負債総額は現在調査中ですが、1億円以上となる見通しです。

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