大手企業のトップらが集まる経済同友会のセミナーが開催され、政治資金問題を受けて政党のマニフェストなどを評価するシンクタンクの設立を検討する方針が示されました。
今年の夏季セミナーは「共助資本主義」の実現をテーマに2日間開催されます。
初日の3日は、社会保障改革や政治改革のあり方などが話し合われました。
政治改革についての議論では、自民党の政治資金問題を背景に財界の立場から政党のガバナンス確立・強化を促す方策などが検討されました。
その中で、「議員の多様性が確保されていないことに注目するべき」といった指摘や、「政党のマニフェストをアカデミー賞のような形で評価するのはどうか」という意見が出ました。
新浪剛史代表幹事は「シンクタンクを作って、政策や政党のマニフェストを評価することはやっていくべき」との考えを示し、「同友会としてもう少し踏み込まないと変わらない」と強調しました。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。