「新紙幣効果」に期待している自治体もあります。渋沢栄一が青年時代にたびたび訪れた長野県佐久市では3日から記念のスタンプラリーイベントを始めました。

佐久市内山の「伝統体験の宿つたや」。「新紙幣の効果」に期待しています。

伝統体験の宿つたや・岩崎泰治さん:
「佐久を『第二のふるさと』と呼んでいただいた渋沢栄一が、紙幣になるのはすごく楽しみ」

新1万円札の肖像・渋沢栄一は青年時代、家業の藍玉の取引で佐久市の染物屋をたびたび訪れました。

「佐久は第二の心のふるさと」とも語ったとされ、市はこの機会を逃すまいと出身地の埼玉・深谷市などと連携し、ゆかりの地や観光施設をめぐるスタンプラリーを7月3日から始めました。

「つたや」も参加店の一つ。渋沢とつながりのある「藍染」が体験できます。(※体験しなくても立ち寄ればスタンプは付与)

スタンプラリーでは5カ所をまわると抽選で「藍染ハンカチ」や商品券などが当たります。

伝統体験の宿つたや・岩崎泰治さん:
「(藍染で)渋沢栄一を感じていただきながら思い出づくりを。佐久市にスタンプラリーをきっかけに遊びにいっぱい来ていただけるとうれしい」

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。