伊予銀行は3日に顧客の個人情報が漏えいしたと発表しました。原因は業務委託先の企業がコンピュータウイルスに感染したとしていて、警察に相談するとともに漏れた情報の特定を進めています。
伊予銀行によりますと情報漏えいがあったのは、顧客の案内状の案内状や伝票を作成する作業を業務委託していた企業「イセトー」(京都市)です。
伊予銀行は今年5月27日、コンピュータウイルスのランサムウェアに感染し顧客の情報漏えいはないと報告を受けていたものの、6月25日に確認されたと説明を受けました。
情報漏えいはイセトーが受けた業務の作業中に起きたとしていて、漏れた情報の特定に向けて捜査機関などで捜査しているということです。
3日時点で顧客の情報の悪用は確認されてないものの、顧客の氏名・住所・口座番号などが漏れた恐れがあるとしています。
伊予銀行は「お客に心配と迷惑をかけ深くお詫び申し上げる」とし、漏洩した情報を悪用した恐れがある電話・郵便物などによる勧誘や詐欺に十分注意し、不審なケースは伊予銀行の窓口や警察への相談を呼びかけています。
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