愛媛県西条市のガソリンスタンド経営業者が厳しい経営を強いられ、裁判所から特別清算開始の決定を受けたことが7月3日までに分かりました。負債総額は5億円と見られています。この会社の事業は新しい会社が3年前から引き継いでいます。

特別清算開始の決定を受けたのは、西条市三津屋にあるガソリンスタンド経営の山内石油です。

東京商工リサーチ今治支店によりますと山内石油は1954年5月に創業。ガソリンスタンドを西条市内で3店舗を経営し地元の法人約800件、一般の固定客でカードを約2万6000件発行するなど顧客を確保してきたほか、中古車販売にも力を入れ業績を拡大。2008年6月期には約17億円を売上げました。

しかしリーマンショック以降の景気減速、ハイブリッド車や低燃費車の普及、セルフ店との競合で業績が低迷。債務超過を強いられ厳しい状況が続いて経営の立て直しを計画し、2021年8月に新しい「山内石油」を設立して事業を移管しました。

元の山内石油は、松山地裁西条支部から特別清算開始の決定を6月18日に受けたとしています。

負債総額は約5億円と見られています。

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