多くの人に移動を楽しんでもらうのがテーマです。

 北海道千歳市の新千歳空港で7月1日から次世代型の乗り物である、電動小型モビリティを使った実証実験が始まりました。

 「歩いている速度と同じようなスピードで、空港内を楽に移動できます」(糸口 真子 フィールドキャスター)

 新千歳空港国内線ターミナル2階の連絡通路で行われているこの実証実験。

 人の歩く速さで移動ができる電動小型モビリティを利用客が試乗します。


 「すごい安定している。会話しながらいける」(糸口キャスター)

 トヨタ自動車が開発した「シーウォークエス」は運転免許が不要で、歩道が走れます。

 長い時間歩くのが難しい人も座ったまま利用できるので、移動の負担を軽減してくれます。

 さらに、観光向けに開発された、和傘付きの電動モビリティはスマホをハンドルのように操作することができてアクティビティ感覚で楽しめます。


 「おしゃれなものがあるなと遠くから見ていて」

 「簡単に運転できてすごかった」(いずれも利用者)

 「空港運営で移動補助の面でいろいろな可能性を考えていきたいので実証実験を行った。広い空港でこういうモビリティを使いながら今後、客に観光してもらったりという可能性を見出せると思う」(北海道エアポート 川村 将斗さん)

 この実証実験は7月7日まで行われます。

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