新しい紙幣が3日、発行されるのを前に日銀広島支店長は1日の定例会見で、県内の券売機などの改修作業は計画的に進み、発行日に間に合うとの認識を示しました。

【日本銀行広島支店・中村武史支店長】
「スーパーのセルフレジや券売機といった、店員等のサポートが必要となったり、そこに行列ができかねないものに関しては、発行開始の7月3日までに計画的に改修作業が進められていると聞いている」

2004年以来、およそ20年ぶりに新たな紙幣が3日発行されますが、全国的に紙幣を扱う一部の企業で券売機などの機器の改修に高額な費用がかかることから、対応が間に合わないケースも出ています。

日銀広島支店の中村支店長は1日の定例会見で、県内の新紙幣への対応は計画的に進められ発行開始日までに間に合うとの認識を示しました。

そのうえで、券売機などの機器の改修については、「一定のコストがかかるのでそれぞれの企業が経営判断をする中で、入れるタイミングや決済の方法を考える行動がとられるもの」だと述べました。

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