今の売れ筋商品には、アフターコロナと物価高が影響しているようです。
調査会社のインテージが発表した、「2024年上半期売れたものランキング」の気になるベスト10は、化粧品や医薬品、食品が多数を占める結果になった。
その大きな要因となっているのが、新型コロナウイルスの収束や物価高の影響です。
1位に選ばれた「パック」をはじめ、上位には「靴クリーム」や「リップクリーム」などがランクイン。
新型コロナウイルス感染症が5類に移行したことで、外出時の身だしなみを整える商品の需要が高まっているようです。
3位の「強心剤」や6位の「ビタミンC剤」は、外国人観光客に人気の商品。
インバウンドの回復とともに売り上げを伸ばしました。
また、「米」と「煮干し」が上位に入った理由に挙げられたのが物価高です。
米は猛暑の影響で流通量が減り、価格が上昇。
小麦や食パンの値上げも拍車をかけているようです。
一方、上半期に販売が苦戦した商品では、検査薬やマスク、殺菌消毒剤など、コロナで大きく売り上げを伸ばした衛生用品などが上位に入る結果となりました。
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