歴史的な円安のなか、7月に値上げされる食品は400品目を超え、今年の累計が3年連続で1万品目を超えることが分かりました。一方、大手スーパーでは値下げも発表されています。

 7月に値上げ予定の食品は、ワインやコーヒーといった「酒類・飲料」のほか「菓子」など411品目です。

 レーズンなどの価格高騰で「パン」も一部製品で1年ぶりに値上げされます。

 また、今年値上げが予定される品目数の累計は3年連続で1万品目を超え、円安による値上げが3割ほどを占めました。

 帝国データバンクは、今後は秋にかけて大規模な値上げが続く可能性もあるとしています。

 一方、大手スーパーのイトーヨーカ堂は、7月1日からスナック菓子や洗剤などの食料品や日用品、合わせて100品目を値下げします。

 値下げ幅は平均で10%で、メーカーから仕入れる商品が対象です。

 物価高が続くなか、グループ会社と類似商品の統合や物流の効率化などを進めたということです。

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