2年連続で赤字となっている電機大手のシャープで社長が交代しました。

 これまで社長だった呉柏勲氏に代わり、副社長から昇格した沖津雅浩社長は1980年入社のいわゆる「生え抜き」で、エアコンや洗濯機といった白物家電などを担当してきました。

 この人事は27日に開催された株主総会で提案が可決され、その後の取締役会で正式に決まりました。

 シャープは液晶事業の不振などから2年連続で最終赤字に陥っていて、大型パネルを製造していた堺ディスプレイプロダクトでの生産停止がすでに発表されています。

 沖津社長のもとで業績の立て直しを図り、成長軌道に乗せられるかどうかが注目されます。

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