JR西日本は、高い場所で鉄道整備の作業を行う「人型ロボット」を、7月から導入すると明らかにしました。

JR西日本などが開発した人型ロボットは、塗装や伐採といった作業に応じてアームを取り替えることができます。

■人型ロボット導入の背景に「人手不足」の深刻化

人手不足が深刻化する中、JR西日本は鉄道整備の作業を行うロボットの開発を行ってきました。

そして、JR西日本は27日、工事用の車両に載せる形で「人型ロボット」を本格導入すると明らかにしました。

■VRゴーグルで遠隔操作「生産性向上が図れる」と社長

作業する人は、車両に併設された操縦室に乗り込みVRゴーグルをつけてロボットの操作を行います。

JR西日本の長谷川一明社長は27日の会見で「(人型ロボットの導入で)多様な人材が活躍できることで生産性向上が図れることと、(作業中の)安全性が向上する」と述べました。

「人型ロボット」は7月から京阪神地区で使用を開始するということです。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。