関西電力が株主総会を開き、相次ぐ不正問題を受けて、業務改善の取り組みについて説明しました。

関西電力の株主総会は、大阪市住之江区の会場で午前10時から始まっています。

総会の冒頭、榊原定征会長は大手電力3社と「カルテル」を結んでいた問題などで、国に2回提出している業務改善計画の取り組み状況について説明しました。

それによると、取締役会で取り組みの達成状況の報告を毎月求め、審議を行っていて、「取り組みは精力的に進められている」と理解を求めました。

これに対し、一部の株主からは、「再発防止には、責任の所在を明らかにすることが必要だ」と、榊原会長の解任を求める提案が提出されています。

この提案に対し、関電の経営陣は反対を表明しています。

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