各地で季節外れの猛暑日となった24日、その影響は家電量販店にも及んでいた。
早まる猛暑でエアコンが“爆売れ”していて、日本電機工業会が発表した5月の生活家電の国内出荷額でもエアコンの出荷額が大幅に伸びていた。
エアコンが“爆売れ”
エアコン購入客:
エアコン、家にあるのがもうちょっと古くっていうか、調子が悪くなったんで早めに買い替えようと思って。
早まる猛暑で今、エアコンが爆売れしているという。
24日、5月の生活家電の国内出荷額を日本電機工業会(JEMA)が発表した。
この記事の画像(20枚)物価高により節約志向が強まっている影響で、冷蔵庫が262億円(前年同月比8.1%減)、洗濯機282億円(前年同月比6.9%減)などマイナスとなる中、エアコンの出荷額は949億円と、18.7%増加し2カ月連続のプラスになった。
出荷台数も98万6000台(前年同月比16.1%増)と、過去10年の平均を大幅に上回った。
ジョーシン王子店・芳沢由衣主任:
やっぱり猛暑がありますので、需要が増えてきているかなという形になっています。
節電に加えパワーも重視したタイプが人気
この日、エアコンを購入するため家電量販店を訪れた夫婦も、エネルギー価格の高騰により電気代も上がる中、やはり重視するのが、もちろん節電機能だと話していた。
特にこの夏は、節電に加えパワーも重視したタイプが人気だという。
エアコン売り場には「節電多機能」と書かれた、節電を意識したモデルがかなりたくさん並んでいた。
ジョーシン王子店・芳沢由衣主任:
“ハイパワー”という形で、エアコンが非常に効くモデルというか、猛暑日で暑いとなかなかエアコンが効きづらいとか。でも温度を下げても電気代が上がってしまうというところがある中で、“節電でハイパワー”ですよっていうタイプは、お客様の方でもご選択いただいているかなとは思います。
最近は、電気代を抑えながらもハイパワーで冷やすことができるタイプが続々登場していて、省エネ性能の優れた新機種への買い替えなどを見込んで、メーカー側の工場もフル稼働状態だという。
取材した家電量販店によると、エアコンの取り付け工事も徐々に埋まってきており、早めの購入を勧めているという。
(「イット!」6月24日放送より)
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