自転車の国際ロードレース『マイナビ ツール・ド・九州2024』が、ことし10月に開催されます。
世界が注目するイベントを地域の活性化にどうつなげていくべきか考えてもらおうと、県立阿蘇中央高校で特別授業がありました。
去年10月に第1回大会が開かれたツール・ド・九州。
熊本・福岡・大分3県でおよそ8万8000人の観客を動員した国際自転車競技連盟認定のレースです。
ことしも『マイナビ ツール・ド・九州2024』として10月に開催されます。
この世界的に注目が集まるイベントをきっかけに、地域の活性化について考えてもらおうと、『マイナビ』はことし、県内4つの高校で探求学習プログラムを実施。
この日は、県立阿蘇中央高校で特別授業を行いました。
ことしのテーマは、『住み続けたくなる街にするために自分たちは何ができるか』。このテーマを考える上で、まず初めに生徒たちに現状を認識してもらおうと、熊本の良いところや課題について話し合いが行われました。
【話し合いの様子】
「水がおいしい 星がきれい、山がきれい」
これらの現状を踏まえ、生徒たちはツール・ド・九州を通じた阿蘇の未来について
考えを深めたようです。
【県立阿蘇中央高校2年 緒方 雄大さん】
「大人と子供で考えていることが違い、行政もまた考えることは変わってくると思うので、3つ(3者)全体が関わって課題に向き合うことが大事だと分かった」
【県立阿蘇中央高校2年 岩下 綺音さん】
「もっと阿蘇について知らなければならないと思ったし、みんなで話すことで(地域の)課題や良いところも出てくると思うので、もっと知っていきたいと思った」
【株式会社マイナビ 喜多 寛 熊本支社長】
「子供たちに自分たちの住んでいる街の魅力をしっかりと見直してもらい、
先々この町に住み続けたいなと考えてもらえるきっかけになれば…」
このプログラムでは今後、地域の企業と連携し授業を実施。より具体的なアイデアをつくり上げていくということです。
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