外国為替市場では、円安が進行し、円相場は一時1ドル=160円に迫る状況になっています。

 24日の円相場は一時、およそ2カ月ぶりの1ドル=160円に迫る159円90銭台となりました。

 先週末発表のアメリカの経済指標が市場の予想を上回り、アメリカ経済の底堅さからドルを買って円を売る動きが続いています。

 円相場は今月初旬から5円以上下落し、為替介入を警戒する動きも出ています。

財務省 神田財務官
「投機などに基づいて過度な変動あった場合には適切な行動をいつでも取る用意があります」

 財務省の神田財務官は、現在の円安が過度かどうかについては言及を避けたうえで、為替の水準よりも動き方で判断すると強調しました。

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