秋田県と新潟県の沿岸部を結ぶ、JR羽越本線が全線開通して100年を迎えるのを前に、半世紀にわたって羽越本線を撮影し続けてきた男性の出版記念イベントが、秋田市で開かれた。

汽笛の音が聞こえてきそうな蒸気機関車に。雪の中を颯爽と駆け抜ける列車。羽越本線は、新潟市の新津駅から秋田駅までの日本海沿岸を結ぶ鉄道路線で、1924年7月に全線が開通し、7月で100年を迎える。

これに合わせ、半世紀以上にわたり羽越本線を撮影し続けてきた、秋田市の鉄道カメラマン 佐藤和博さんが写真集を出版することになり、23日、出版を記念したイベントが開かれた。

鉄道カメラマン・佐藤和博さん:
「あれから気が付いたら50年を過ぎたが、蒸気機関車から新しい電車や普段見かけないような列車まであったので、手前みそだが、自分としては十分な記録をつくることができた」

写真集は、7月1日に販売される。

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