円安が一段と進み、節目の1ドル=160円に近づいています。

外国為替市場で円相場は先ほど、1ドル=159円60銭台をつけ、政府・日銀が為替介入に踏み切った4月末以来、およそ2か月ぶりの円安水準を再び更新しました。

21日夜に発表されたアメリカの経済指標が市場の予想を上回り、経済の堅調さが示されたことで、FRBの利下げ時期が後ずれするとの見方が拡大。

市場では円安の最大の要因の一つとなっている日米の金利差について、当面、縮まらないだろうとの観測が根強く、円売り・ドル買いの動きが強まりました。

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