消費者物価の上昇率が3カ月ぶりに拡大した。

総務省の発表によると、5月の消費者物価指数は、変動が大きい生鮮食品を除いた指数が2023年の同じ月より2.5%上がり、上昇率は3カ月ぶりに拡大した。上昇は33カ月連続。

電気代が上がったのが大きな要因で、再生可能エネルギーの普及のための「賦課金」が上乗せされたことなどから、上げ幅は14.7%となり、1年4カ月ぶりに上昇に転じた。

食品では、天候不順や猛暑の影響でキャベツが72.8%、リンゴが31.3%上昇したほか、果実ジュースが28.5%上昇している。

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