トヨタ自動車は、後部座席のドアハンドルの防水性能が不十分だったとして、13万台余りのリコールを国交省に届け出ました。
リコールの対象は、2022年11月から今年4月3日までに製造された「プリウス」13万5305台です。
国交省によりますと、力を使わずに後部座席のドアの開閉ができるようドアハンドルに付けられた電気式スイッチの防水性能が不十分なため、洗車などの際に内部に水が入り込むことがあるということです。
そのまま使い続けるとスイッチ内の電気回路がショートして作動し、最悪の場合、走行中にドアが開く恐れがあるとしています。
これまで3件の不具合が確認されていますが、事故は報告されていません。
トヨタは対象の全車両で部品を無償交換するとしています。
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